株・為替に関するビジネス書あれこれ

ポンドが急落した。米ドルが急落した。円が急騰した。
リーマンショックの再来か?
いや、いまのところ第2波はまだ来ていない。
一瞬のできごとなのか?
そうかもしれないし、そうではないかもしれない。
リーマンショックとは理由がことなるからだ。
ひとつはお金にまつわる理由。経済問題か、政治問題か。
もうひとつは国にまつわる問題。米国か、EUか。
いずれにしても日本や円にはかかわりがない。
つまり、日本や円は振り回されるだけの身。

そんな中、今回もいわゆるイギリス・ショックあるいは、ポンド・ショック、EUショックをネタに様々なビジネス書が出版されるであろうが、この手の本にはいくつかに分類できる。

私は、「相場は波動によってもたらされる」という主張には賛成で、少なくとも一国の政府首長や中央銀行総裁などのきまぐれでトレンド転換点を引き起こすとは考えてはいない。

ドル円については長期の円高を何十年も継続中でひとつ前の天井を大きく超える天井は見たことがない。

閑話休題。ビジネス書の種類であるが、ちょうどいま、リーマンショックの2008年以降に出版された本を年を追って読んでいくとおもしろい。できれば同じ人が小遣い稼ぎのように年ペースで発行している本がよい。

大雑把にこのように分類される。

◇主張はぶれず、改善を重ねる。先も読む。
 ・著者の主張は明確で、たとえ眉唾に思えても貫き通し、説得材料を用意している。
 ・毎年同じことを書いているようでも、年々発見をもとに改善している。
 ・この先1年~数年を読み解く。ずばり当てられるとギョッとする。
 ・若林栄四さんほか。

◇主張がコロコロ変わる。
 ・一見内容が正しく見えるがそれもそのはず、結果をトレースしているだけ。
 ・ただの年鑑のような本で学ぶべきものはない。
 ・金融商品の宣伝マン。
 ・多くの一発屋さん。

◇主張がぶれないが、軌道修正もない。
 ・およそ数年をさかのぼり、何が悪かったかだけを自分に都合よく説明している。
 ・ひたすらスワップ益を主張する。
 ・ドル円ロングでの円安を煽る or 円高を煽るが根拠がなく、ただのどんぶり勘定。
 ・国債・円・日本の崩壊をテーマにしている。
 ・紫ババアさんほか。

よい本は売れた数でも値段でもない。
為替相場のように上下に変動を繰り返し、先の読めないものを、確かな目で見つめて書いている本である。

そのような本は、あとで読んでも内容に矛盾はない(か、少ない)し、今後の先を読む助けにもなる。



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